Health & Business Coaching

さて、今日は私のプライベートライフ公開です!と言っても、我が家で実践している健康的な食生活のコツですが。
これは先日友人のピアレスゆかりさんのビデオ番組に出演中に少し触れた事であり、周りの友人にもよく聞かれることなので記事を書いてみようと思いました。

我が家では何はともあれ「バランス良く食べる」がキーワード。”Everything in moderation.”と英語ではよく言います。朝食、昼食、夕食は色々な食品群をバランスよく食べる事を念頭におきます。それからタンパク質は植物性または魚から取れたらいいなが基本スタンス。動物性のタンパク質を食べる時は少量で可能であればオーガニックのものを。野菜はできる限り家で取れたものや地元産で可能な範囲でオーガニックを選びます。家庭菜園で最近のヒットは水菜と小松菜。玄関を出てすぐ目の前にあるので勝手に摘んで食べています。きっと「自分で育てた」野菜がどんな味になっているのかという子供の好奇心をそそるのでしょう。
また特に農薬の影響を受けやすい”Dirty dozen“はオーガニックにするようにし、逆に”Clean Fifteen“はオーガニックでなくても仕方ないかなと思って、自分にそして家計にプレッシャーがかかりすぎないようにしています。
盛り付けは基本的に大皿一枚。お皿半分には緑黄色野菜で、残りの半分はタンパク質と精製されていない穀物(小麦は極力控えます)が均等になるのを目指し、お皿に合計5色程度あるのが理想としています。
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「精製糖分」を仕方なく摂取する時は「体によくないもの」と「食べると(可能性として)頭が痛くなる、お腹が痛くなる、感情がコントロールできなくなるよ」という事を教えてから食べさせせます。「これは食べさせない!」という制限はそれほどありませんが、人工甘味料で「アスパルテーム」が入っているものは食べません。

また子供たちが食べない食材で栄養価の高いものは隠して食べてもらいます。栄養たっぷりで毎日でも食べて欲しいアボカドは我が家の子供達には現在不人気。なので、これは毎朝一番に飲むスムージーにケール、小松菜、生姜と一緒に隠して入れてしまいます。パンケーキ(日本でいうホットケーキ)を作る時は小麦粉の代わりにオーツを使い、ケールと生姜を入れて緑色のパンケーキが我が家の定番パンケーキです。コツコツと少しでも栄養素を加えたいという考えもあるので、玄米ご飯(我が家に白米はありません)を炊く時は5㎝ほどの昆布を数時間浸してから炊きます。

実際に食べる時は、「”mindful eating” (マインドフルイーティング)」と言って、できる限り食卓に家族やお友達と一緒に座り、食材のルーツや体との関係の話し、良く噛んでゆっくり食べる事を心がけます。
これには「食べものと身体には直接的な関わりがある」、新鮮な食べものと工場で作られた食品の味は違う(できれば栄養素の違いも分かってほしい)と認識して欲しいからです。もちろん一緒に座る時間があれば家族やお友達との絆も深まります。
少し前に長男のお友達の誕生会でオレンジジュースを出してもらった時の事。子供達はパックのジュースにハマってしまったのですが、家で絞ったのもと飲み比べたところ、パックジュースへの執着心はなくなりました。味覚をヘルシー思考に育ててあげるのは親の大事な役目だと思っています。

今後は子供達が大きくなって色々と読めるようになれば、原材料名やラベルの読み方を教えたいと思っています。全粒粉パンと言えども原材料の後の方に「全粒粉」が書いてあれば、きっと使用している「全粒粉」は少ないでしょう。これでも「全粒粉パン」と呼べるわけですから、宣伝に流されずに「見分ける力、選択する力を育てる」手伝いが出来ればと思っています。

 

ホリスティック栄養士ヘルスコーチとしても母親としても、私の仕事はお客様や子供たちに食材に人生に「選択肢」が存在するという事を伝える事。「見分ける力」を養い、「自活力」をつける事をお手伝いすのがる仕事だと思っています。ですので主役はいつもお客様であり子供であると思って接しています。スーパーへ買い物に行っても商品の宣伝に流されず、ラベルをしっかり読んで自分で自分にいいものを選べるようにする。これができるようになれば、健康的で幸せに生きる人生の基盤ができたと言っても過言ではないと思っています。